前から不思議に思っていた「女偏の漢字」、悪い意味で使われる漢字が多いけれど意味深い意味の漢字も

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前から不思議に思っていた「女偏の漢字」、悪い意味で使われる漢字が多いけれど意味深い意味の漢字も

「女偏の漢字」って、なぜこんなに多いのだろうか?

そして、女性蔑視や男尊女卑でなくても、実際に悪い意味として使われる漢字の多くに「女偏」が使われています。

ずっと前から不思議に思っていました。

「女偏の漢字」で日常よく使うものを、思いつくだけで挙げてみると、

●妬む(ねたむ)

●嫉む(ねたむ)

●媚びる(こびる)

●嫌い(きらい)

●姦しい(かしましい、うるさい)

●姑息(こそく)

●嫌味(いやみ)

などなど、悪い意味で使われる漢字が多くあって、漢字辞典を見ればもっとたくさん出てきます。


漢字自体、中国ではるか昔に作られた文字なので、作られた当時は

「男は強く優れていて女は弱く劣っているという男尊女卑が社会の通念だった」

のだろうと思います。

そんな状況の中では、女性には教育の機会も与えられず、男の考えが文字に反映されたのでしょう。


一方、「好き」のように、「女と子」を並べて「好き」というような不思議な組み合わせもあります。

勝手な推察ですが、「女と子」は好かれる対象だったからでしょうか・・・。


悪い意味で使われることが多い「女偏の漢字」ですが、良い意味で使われる漢字もあります。

代表格は「女が喜ぶ」で「嬉しい」です。


それと、「始める」です。

いつだったか、テレビで樹木希林さんが言っていました。

始めるの「始」

女は台(土台)なので、

家というものは、女がいてこそ「始まり」うまくいくと。

なかなか意味深く、確かにそうだなとうなずいてしまいました。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


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この記事へのコメント
こんにちは
所詮 男は 
女性の手のひらで踊らされているだけと言う事でしょうか(^_^;)
Posted by しか225しか225 at 2016年06月16日 11:40
しかさん、こんにちは。
そういう側面もあるかもしれませんね。
こと家に関しては、男がいくら強くても女性がいないとうまく回らず(始まらず)、女性が土台だ!ということのようです。
夫婦に子どもができれば、子どもに頼られるのはやはり母親ですし、家の土台は女性だというのが分かる気がします。
Posted by 味な英語屋味な英語屋 at 2016年06月16日 16:36
中村さん
今日はご来店ありがとうございました。

こりゃまた中村さんらしい「薀蓄」の詰まった記事ですねえ。

いつもためになるお話しをありがとうございます。
Posted by 五十八五十八 at 2016年06月17日 22:17
五十八さん
女偏の漢字の多さと使われ方について、「なぜ、このように使われるのだろう?」と、ずっと不思議に思っていたので、自分なりに調べて記事にしてみました。
でも、真相はたぶん誰も知らないんでしょうね、きっと。
身の回りのことでも「なぜ?」はとても多く、子どもだったらすぐ「なぜ?」と聞くのでしょうが、大人になると「なぜ?」と問いかけることが少なくなったように思います。
Posted by 味な英語屋味な英語屋 at 2016年06月18日 09:50