人間本来の治癒力向上の源は腸にあった!

味な英語屋

2014年11月18日 06:32

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普段の生活の中であまり意識しない腸ですが、実に重要な器官です。

誰もがご存知のように、腸は食物として食べたものから栄養分を吸収する器官です。

しかし、食物がすべて栄養分というわけではなく、食べて消化はしたものの、体にとって不要なものや有害なものも含まれています。

腸はそれらを判断して、体にとって良いものだけを吸収し、不要なものはそのまま排泄する働きを担っています。

もし、有害なバイ菌や細菌などが入ってくれば、小腸へ腸内細菌が移動して、大量の水分を分泌させて下痢を起こさせ、体内に有害物質が吸収される前に体外に出してしまうのです。

免疫、よく聞く言葉ですが、簡単に言えば、「体にとって有害なものを識別して攻撃し排除する機能」のことですよね。

腸はまさしくこのような働きをしているのです。

なので、腸は体内最大の免疫器官と言われ、第二の脳とも言われる所以です。



体にとって有害なものは、ほとんどが外から入ってきます。

体外からの侵入物が最も多いのは、気管から肺までの呼吸器官と、食事として毎日大量の体外からの侵入物を受け入れている消化器官しかありません。

このように考えていくと、腸に優れた免疫機能が備わっているのは当然のように思えてしまうから不思議です。

腸内環境を良くすれば、人間が本来持っている免疫機能をきちんと発揮でき、自己治癒力を高めてくれることになるでしょう。

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