eBay輸出をしていると、バイヤーさんからしばしば質問が寄せられます。
質問が来ると、
「何の質問だろう?」
「質問内容を理解できなかったらどうしよう」
「回答するの、面倒くさいなぁ~」
などと思わないで、ヒントが詰まっているかもしれないと視点を変えてみては如何でしょうか?
バイヤーからの質問には、一般的に商品の状態や送料に関する内容が多いと思いますが、他の物に追加して使ったり、あるいは取り替えて使うようなオプション商品については互換性の質問が来たりします。
例えば、カメラのレンズを販売していれば、
「自分はXXXのカメラを持っているが、このカメラにマウントしてもきちんと機能するのか?」
「どの機種のカメラにマウントして使えるのか?」
などです。
誰しも、すでに持っている物を買い換えてまで、オプション品を買うことはめったにありません。
このようなケースでは、バイヤーはすでに持っている物が有効に使えるかが最大の関心事になります。
その関心事に、出品説明が応えていないとしたらどうなるでしょうか?
当然、前述のような質問が来ます。
ありがたいことに、質問は具体的な内容が多いので、
「この質問、いただき!」
くらいのノリで、次に出品する商品の説明文に
「このレンズは、次に挙げる機種のカメラに取り付けて使えます。」
という説明文を追加していきます。
このように商品説明を少しずつ充実していけば、
「このセラー、商品説明が丁寧な上に、自分の疑問にもあらかじめ答えてくれている。」
と思ってくれるバイヤーもいるのではないでしょうか。
バイヤーから想定される質問を先取りして、その回答を商品説明に入れておく。
このようなことが、同じ商品を販売する多くのセラーからあなたを選んでくれる理由になったりします。