いつもの「おじんライダーズ」仲間で、今年の春恒例ツーリングは5/1~5/3の2泊3日で白馬・富山・飛騨古川へ行ってきた。
天気は快晴、バイク日和だ。
トライアンフ・ボンネビル(790cc)から
カワサキ・アネーロ(250cc)に乗り替えて1年余り
このくらいのツーリングでも、気軽に乗れるカワサキ・アネーロ(250cc)で十分だ。
新東名・浜松SAに集合後、三遠南信道路の終点まで行き、そこから国道151号を北上し、飯田山本から中央自動車道で松本方面までとにかく走る。
松本を過ぎたところにある梓川SAから一般道に入り、安曇野・大町を抜けて白馬駅までバイクを走らせる。
毎回のことだが、泊まるところはその日に決めている。
予約しておいた方がいいと思うこともあるが、当日まで何人参加できるかも分からず、最初に泊まるところが決まっていると、途中の状況など関係なく、そこまで行かなくてはならない。
そんな理由から、泊まるところはいつも当日決めるようにしている。
今回は、白馬駅の観光案内所で、冬になればスキー客が多く訪れるであろう旅館に決め、温泉にゆっくり浸かり疲れをとることにした。
翌日は、白馬から国道148号を北上し糸魚川へ。
日本海へ出てからは、山頂に雪が多く残る立山連峰を眺めながら、国道8号を走り魚津市へ。
魚津市は蜃気楼で有名なところだ。
穏やかな春の日には、日本海の対岸の景色が反転して、実際の景色の上に乗っかるように見える上位蜃気楼
この日は絶好の蜃気楼日和だったが、残念ながら蜃気楼は見られず。
冬になると、実際の景色が反転して海の中に見える下位蜃気楼が出るそうだ。
上位蜃気楼も下位蜃気楼も、暖かい空気と冷たい空気の層が近接し空気の対流が起きて光が屈折することで見られる現象だが、詳しい理由は分かっていないともいう。
それにしても不思議な現象だ。
魚津が蜃気楼で有名なところとは知らず行ってみたが、蜃気楼がどうしてできるのか、少しは分かった気がする。
昼食は魚津の回転寿司へ。
魚津の回転寿司には富山湾名産のホタルイカや白エビもあり、さすがご当地の回転寿司だ。
魚津を出てからは、富山市市街を抜けて飛騨古川へ向かう。
あまりに観光地化された高山ではなく、古い町並みが残り、堀にコイが優雅に泳ぐ隠れ穴場だ。
最終日は夜になると雨の天気予報だったので、国道41号を南下して361号に入り木曽福島へ。
国道361号はかなりの山道だが、バイクで走るには心地よい道だ。
御嶽山が望める展望台で一休み。
木曽福島からは国道19号で南木曾まで南下し、その後は国道256号と153号をひたすら走って、ようやくなじみ深い257号へ入り、設楽町・新城を通って浜松へ帰着。
走行距離 835km
天気に恵まれた気持ちのよい春に、山肌に雪が多く残る山々を眺められる白馬・富山・飛騨は最高だった。