私が会社員(第2号被保険者)を退職するまで、
家内の年金は長い間第3号被保険者(第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者)だったので、
私の退職後、家内の年金は国民年金に加入していました。
国民年金の強制加入期間は60歳の誕生日の前々日までとなっていて、
60歳の誕生日の前々日には保険料の支払いが止まり、自動的に脱退することになります。
何でも申請主義の年金手続き
知らないと損をすることが多いです。
国民年金の受け取る年金額を増やしたい人は、60歳の誕生日の前日から65歳の誕生日の前々日まで国民年金に任意加入することができます。
家内の場合、国民年金加入期間が420か月と少なかったので、最長加入期間の480か月にすべく、
国民年金に任意加入して年金保険料を払うことにしました。
(ただし、年金保険料をすでに480か月納付済の人は加入できません。)
また、国民年金には
付加年金
というお得なものがあります。
定額保険料に月額400円の付加保険料を上積みして納めると、
200円×付加保険料納付月数が毎年加算される年金制度で、生きている限りずっともらえます。
仮に400円を5年払ったとしましょう。
この場合、24,000円の付加年金保険料を払うことになります。
もらえる年金は「200円×60ヶ月」なので12,000円。
この付加年金を2年受け取れば、支払った年金保険料が回収できてしまいます。
とは言っても、65歳前に亡くなれば受け取れませんが・・・。
短期間加入するだけでも、2年で元が取れるお得な制度なので、国民年金に加入する人は是非ご検討ください。