eBayで出品している商品が首尾良く落札されたものの、落札したバイヤーがなかなか代金を支払ってくれないことが時々あります。
そんな時に限って、こちらから代金支払いを督促しても、なしのつぶて。
バイヤーから何の反応もないので、如何ともしようがありません。
このようなケースでは、セラーがeBayのレゾリューション・センター(Resolution Center)に申請して、ケースをオープンすることになります。
※ケースオープン
レゾリューション・センターにアクセスし問題がおきたことを取引相手に伝えることを「ケースを申請する」あるいは「ケースをオープンにする」といいます。(ケースとは裁判所でも使われる言葉で、訴訟・申し立て・言い分を意味します)
レゾリューション・センターにケースを申請してオープンされると、バイヤーは4日以内に支払いをしなければなりません。
それでも、バイヤーが代金を支払わない場合、落札後36日まではケースはオープンの状態のままです。
(ケースをオープンしてから36日後ではなく、落札後36日なので注意が必要です)
それを過ぎると、eBay側が自動的にケースをクローズしてくれますが、
ここで問題なのは「販売(落札)手数料」をeBayが返金してくれなくなることです。
セラーがオープンしたケースは、セラーがケースを閉じる必要があるということがポイントです。
ケースがオープンされている期限の1週間ほど前には、eBayから「Tell us what you would like to do」というタイトルのメールが来ますので、ここに書かれている手順に従ってセラーはケースを閉じる必要があります。
オープンしたケースを放置しておくと、商品の代金がバイヤーから支払われないまま、落札手数料だけeBayに徴収されてしまうことになるので、自らケースを閉じることが重要です。
「ケースをオープンしたことなんて忘れちゃうよ」という人も、
eBayから来る「Tell us what you would like to do」というタイトルのメールには敏感に反応するようにしましょう。