いつもはこんなに減らないのに、出先で急に減ってしまったスマホの電池残量
こんな経験はありませんか?
昔、携帯電話の電池残量は3本線、2本線、1本線で表示されるものがほとんどでした。
知人から聞いた話では、d社の携帯の電池残量表示は
● 3本表示:フル充電~フル充電時の30%
● 2本表示:フル充電時の30%~10%
● 1本表示:フル充電時の10%以下
となっていたようですが、
これが本当だとすると、例え3本表示でも、フル充電時の30%しか残量がない!
ということがあるということになります。
最近では、携帯もスマホも残量が%表示になっているので、そんなことはないと思いますが、
それでも、
挙動不審の動きをすることが時々あります。
自宅を出た時はフル充電、大したこともしていないのに出先で数時間したら電池残量が急に減っていた、なんていう現象です。
考えられるのは、
● 電波状況のよくないところに長い間いた。
(電波が弱いと、接続できる基地局を探そうとスマホが電波出力を上げて電池を消耗する)
●メモリを多く必要とするゲームなどをしていた。
(電池の残量を計算するのにもメモリが必要で、メモリが少なくなって残量表示計算がくるうことがある)
などです。
また、ほとんどのスマホで使っているリチウムイオンバッテリーですが、
リチウムオンバッテリーにはチップが内蔵されているものも多く、その誤認識である可能性もあります。
リチウムイオンバッテリーは継ぎ足し充電に強い特性を有していますが、
電池があまり減っていない時点で繰り返し継ぎ足し充電をして、フル充電後にも長時間コンセントをつなぎっぱなしにしていると、100%の充電量を誤認識して、90%や80%でフル充電と認識するようになっていきます。
リチウムイオンバッテリーは、充電できるトータル回数が決まっているので、この状態で使い続けるのはバッテリーを劣化させるだけでなく、交換時期も早めてしまうため、正しい電池残量表示に直してやる必要があります。
電池を完全にカラにしてから充電すると、電池がリフレッシュされるので、たまにはこのような充電もした方がいいでしょう。
バッテリーの話が長くなってしまいましたが、
バッテリー自体は劣化していないと思うけれど、
出先で急に減ってしまった電池の残量、そんな時、試してみたいのが
★ スマホの電源を一度切って、再び電源を入れ直す!
ことです。
メカニズムは分かっていませんが、
残量が20%程度だったのに、70%くらいまで復活することがあります。
残量表示だけが一時的に70%を表示していたのかも?
と思っていると、そこから普段通りに残量が減っていくのです。
残量20%はいったい何だったの?かという思いになりますが、
スマホの電源を入れ直す!
スマホの再起動でメモリがクリアされて、まともな残量表示に戻るのかもしれません。
急に減ってしまった電池残量表示
このような状況になった時、
試してみる価値のあるダメ元の対策方法です。