2015年11月24日06:32
えほん文庫さんの自費出版本 『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』 が心に灯すもの
カテゴリー │■ 雑感・雑学・戯言
ご覧いただきありがとうございます。

ハンドメイド作家makuさんの11月19日付けブログを読んで知ることになった
浜松市北区三方原にある『えほん文庫』さんの自費出版本
『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』
著者の大村由実さんに、すぐさま買い求めたい旨メールでお願いしました。
由実さんが娘さんと息子さんのふたりのお子さんを育てながら
「パパへのプレゼントに!」と40代で産んだダウン症のごうちゃん。
ごうちゃんのダウン症を受け入れるまでに大きく揺れ動いた由実さんの気持ち
そんな中、ごうちゃんを育てていくんだというプラスの感覚にさせてくれた素晴らしい三冊の本のこと、
ごうちゃんの出産後わずか3か月後に始めることになった家庭文庫『えほん文庫』のこと、
そして、ダウン症のごうちゃんが、
由実さんが忘れかけていた原点である
『視覚に障がいのある人に録音図書をつくりたい!』
絵本との素晴らしい出会いがそうさせた
『絵本の読み聞かせをする人になりたい!絵本で子育てしたい!』
に火を灯し、
由実さんの純粋で前向きな行動が周りの人を引き寄せ、
応援してくれる人たちの支え合いで、由実さんと周りの人たちの幸せの輪がどんどん大きく広がっていく愛と感謝に満ちたお話です。
その中心に『ごうちゃん』がいるのです。
また、由実さんのご主人の器の大きさにも感服です。
由実さんの心のうちを、すべて見通しているかのような器の大きさ
すべてをご主人が快く受け入れてくれている。
そして、由実さんの長女もすごいです。
由実さんのご主人が、ごうちゃんがダウン症であることを告げた時に読んでもらった詩
『天国の特別な子ども』

を聞いて
「当時、小学二年生だった長女が敬礼し天を仰いで『かしこまりました!』と言った」(P.39)

ことで、由実さんがごうちゃんを育てていく覚悟を決めさせた長女です。
この夫婦にしてこの子あり!です。
本当に結ばれるべくして結ばれた、神様が引き合わせたご夫婦ではないかと思いました。
強い想いと行動は、やがて周りの人たちを引き寄せ、その人たちが心強い応援団になって、その幸せの輪がどんどん大きくなっていく。
そんな素晴らしい本です。
そして、
●自分の原点とは何か?
●自分の原点と向き合うことの大切さ
●強い想いと行動が人を引き寄せる
●人生を大きく左右する人との出会い
●支え合う仲間の大切さ
●人生の大きな転機に出会う良書の大切さ
などなど、いくつもいくつも大切なことを気づかせてくれて、考えさせられる本です。
えほん文庫のコンセプト
『幼い頃から障がいのあるなしに関係なく触れ合うことで、社会に出てから自然にお互いに支え合うことができる』(P.65, P.91)
このコンセプトが近い将来、実現することを願ってやみません。
大村由実さんの
『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』 は、
えほん文庫さんのブログ、左サイドバーにある「オーナーへメッセージ」をクリックして、大村さんにメールで注文できます。
郵送もしてくれますよ!
最後に、この本を読んで思い出したことがあります。
もう30年近く前のことになりますが、
勤め先で20代後半の頃、当時の上司に2人の息子さんがいて、その長男に障がいがあり歩くのが不自由だったのです。
その家庭は、家族全員に何ともいえない一体感があって、すごく暖かい家庭でした。
なぜ、こんなに暖かいのか?
自分でもうっすら気がついていましたが、
ダウン症のごうちゃんを慈しんで育てている大村由実さんの家族
その暖かさの真ん中にごうちゃんがいる!
この本を読んで、その上司の家庭がすごく暖かい理由もまったく同じなんだと確信しました。
その上司は今でも年賀状を毎年くださり、2009年8月に静岡県西部で大地震があった時も、安否を気づかって電話してくれました。
この本をもう一冊早速購入して、その上司にプレゼントしたいと思います。
ハンドメイド作家makuさんの11月19日付けブログを読んで知ることになった
浜松市北区三方原にある『えほん文庫』さんの自費出版本
『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』
著者の大村由実さんに、すぐさま買い求めたい旨メールでお願いしました。
由実さんが娘さんと息子さんのふたりのお子さんを育てながら
「パパへのプレゼントに!」と40代で産んだダウン症のごうちゃん。
ごうちゃんのダウン症を受け入れるまでに大きく揺れ動いた由実さんの気持ち
そんな中、ごうちゃんを育てていくんだというプラスの感覚にさせてくれた素晴らしい三冊の本のこと、
ごうちゃんの出産後わずか3か月後に始めることになった家庭文庫『えほん文庫』のこと、
そして、ダウン症のごうちゃんが、
由実さんが忘れかけていた原点である
『視覚に障がいのある人に録音図書をつくりたい!』
絵本との素晴らしい出会いがそうさせた
『絵本の読み聞かせをする人になりたい!絵本で子育てしたい!』
に火を灯し、
由実さんの純粋で前向きな行動が周りの人を引き寄せ、
応援してくれる人たちの支え合いで、由実さんと周りの人たちの幸せの輪がどんどん大きく広がっていく愛と感謝に満ちたお話です。
その中心に『ごうちゃん』がいるのです。
また、由実さんのご主人の器の大きさにも感服です。
由実さんの心のうちを、すべて見通しているかのような器の大きさ
すべてをご主人が快く受け入れてくれている。
そして、由実さんの長女もすごいです。
由実さんのご主人が、ごうちゃんがダウン症であることを告げた時に読んでもらった詩
『天国の特別な子ども』
を聞いて
「当時、小学二年生だった長女が敬礼し天を仰いで『かしこまりました!』と言った」(P.39)
ことで、由実さんがごうちゃんを育てていく覚悟を決めさせた長女です。
この夫婦にしてこの子あり!です。
本当に結ばれるべくして結ばれた、神様が引き合わせたご夫婦ではないかと思いました。
強い想いと行動は、やがて周りの人たちを引き寄せ、その人たちが心強い応援団になって、その幸せの輪がどんどん大きくなっていく。
そんな素晴らしい本です。
そして、
●自分の原点とは何か?
●自分の原点と向き合うことの大切さ
●強い想いと行動が人を引き寄せる
●人生を大きく左右する人との出会い
●支え合う仲間の大切さ
●人生の大きな転機に出会う良書の大切さ
などなど、いくつもいくつも大切なことを気づかせてくれて、考えさせられる本です。
えほん文庫のコンセプト
『幼い頃から障がいのあるなしに関係なく触れ合うことで、社会に出てから自然にお互いに支え合うことができる』(P.65, P.91)
このコンセプトが近い将来、実現することを願ってやみません。
大村由実さんの
『うちの子育て はっけよい!ダウン症がなんのその!?』 は、
えほん文庫さんのブログ、左サイドバーにある「オーナーへメッセージ」をクリックして、大村さんにメールで注文できます。
郵送もしてくれますよ!
最後に、この本を読んで思い出したことがあります。
もう30年近く前のことになりますが、
勤め先で20代後半の頃、当時の上司に2人の息子さんがいて、その長男に障がいがあり歩くのが不自由だったのです。
その家庭は、家族全員に何ともいえない一体感があって、すごく暖かい家庭でした。
なぜ、こんなに暖かいのか?
自分でもうっすら気がついていましたが、
ダウン症のごうちゃんを慈しんで育てている大村由実さんの家族
その暖かさの真ん中にごうちゃんがいる!
この本を読んで、その上司の家庭がすごく暖かい理由もまったく同じなんだと確信しました。
その上司は今でも年賀状を毎年くださり、2009年8月に静岡県西部で大地震があった時も、安否を気づかって電話してくれました。
この本をもう一冊早速購入して、その上司にプレゼントしたいと思います。
この記事へのコメント
ご紹介くださってありがとうございます。
今からえほん文庫さんへ行ってみます。
これから聖隷学園へうどんの配達の途中で寄ります。
今からえほん文庫さんへ行ってみます。
これから聖隷学園へうどんの配達の途中で寄ります。
Posted by 五十八
at 2015年11月25日 15:39

久しぶりに良書にめぐり逢いました!
本当に心に響く本です。是非味わいながら読んでくださいませ。
本の紹介チラシなどがあれば、五十八さんのお店に是非置いて
もらいたいくらいです!!
聖隷学園へのうどん配達もあるんですね。出前ですか?
本当に心に響く本です。是非味わいながら読んでくださいませ。
本の紹介チラシなどがあれば、五十八さんのお店に是非置いて
もらいたいくらいです!!
聖隷学園へのうどん配達もあるんですね。出前ですか?
Posted by 味な英語屋
at 2015年11月25日 21:11
