お客さまへのアンケートで『購入動機』と『強み』を知ることで、逆にターゲット(購入層)が分かることも!

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お客さまの声「購入動機、強み、ターゲット」を三位一体で把握する

ビジネスを伸ばすヒントは、ほとんどの場合お客さまがもたらしてくれます。

昨日の記事では、

お客さまに『これだけは聴きたい2つのこと』として、

● お店に来ようとしたきっかけは何ですか?
 (お客さまの悩み、不安、ニーズを理解する)

● 数あるお店の中からなぜ当店を選んでくれたのですか?
 (何が購入の決め手となったのか、あなたの強みを理解する)


を挙げました。


お客さまの気持ちを汲み取って、お客さまから購入動機を教えてもらうことは、

あなたの強みや売れるヒントをお客さまから教えてもらうことと同じです。

お客さまの悩みや不安、ニーズが分かっていないと、お客さまに何を伝えればよいのか分かっていないことになります。


例えば、

母国で国語(英語)教師の資格を持っている先生が英会話教室を開いていて、

英語を教える傍ら、生徒さんに楽しんでもらおうと、ハロウィンやクリスマス会などのイベントも催して、その文化や習慣なども教えているとします。


この先生は、このようなイベントを意識することなく当たり前のように行っているのですが、

生徒さんにアンケートを取ると、

『母国で国語(英語)教師の免許を持っていて、英語をきちんと教えてくれそうだから』

『英語を学べるだけではなく、英語圏の文化や習慣なども教えてもらうことができるから』


との声が多くありました。


「国語(英語)教師の免許を持った先生が英語を教えている」

ということは、この先生がもともとウリにしていることなので、それを本人が再認識することでしたが、

『英語を学べるだけではなく、英語圏の文化や習慣なども教えてもらうことができるから』

との声は、先生にとって意外なことでした。


先生は当たり前のこととして、生徒さんに教えてきたからです。

これが、この英会話教室が選ばれている大きな理由だったのです。


先生は、今さらながら「自分が開いている英会話教室の強み」が分かったわけですが、

分かったのはこれだけではありません。


英語を学べるだけではなく、英語圏の文化や習慣も学びたいという人は、

英語だけを学びたい学生や会社員ではなく、

「海外出張が多くなる人、海外出張が多い人、海外駐在予定の人、キャリアウーマン」

だということも分かりました。


アンケートで知った「強み」や「購入動機」を理解することで、ターゲット(購入層)も知ることができました。

「強み」、「購入動機」、「ターゲット」を

三位一体で把握できるお客さまへのアンケート

ビジネスを成長させる強力なツールとして、是非活用をお勧めします。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

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