「ムーミン」の親友であるスナフキンのお姉さんとも伯母さんとも言われる『リトルミイ』
ズバッと言ってくれる一言には、胸にグサッと刺さる人生の道しるべにもなり得る名言が多くあります。
4か月ほど前にリトルミイの名言をブログで紹介したら、英語ではどのように言うのでしょうか?
とのご要望がありました。
「たまには英語のことも書かないと・・・」
と思っていたので、今日はリトルミイの名言をひとつ英語で考えてみようと思います。
『時には、迷ったり怖がったり泣いたりしてもいいのよ。
本当の強さって、どんなことがあっても前を向けることでしょ。前をね。』
なかなか含蓄のある言葉ですね。
「~してもいいのよ」のニュアンスは、
「~してもかまわないのよ」
「~しても大丈夫なのよ」
と、読み解けるので、日常でよく使われる表現を使えば
It’s OK to ・・・
が適しているのではないかと思います。
「迷う」は、本当に迷うというより「ためらう、尻込みする、躊躇する」といった意味で使われているので、
よく使われる“hesitate”がよさそうです。
「どんなことがあっても」には
“no matter what happens”という定番の表現があるので、それを使います。
“move on”で、「前に進む, 立ち止まらないで進む」
“live through”で「生き抜く、切り抜ける」
「~ってことでしょ」は、日常でもよく使われる”mean”(~を指す)がふさわしいと思います。
そんなことを考えながら、英語にしてみると次のような感じでしょうか。
It’s OK to hesitate, be scared and cry sometimes.
Because the real strength means what you move on and live through no matter what happens.
Move forward!
英語にする時のコツは、
●日本語の意味するところをきちんと読み解く。
●英語では、日本語の意味するところを適切に表現できそうな平易な動詞を使う。
ことに尽きます。
平易な基本動詞を使いこなせるようになると、幅広い表現ができるようになります。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。