国民投票でEU離脱が決定となり、世界に衝撃が走ることになった英国
10年ほど前、仕事で3回ほど行ったことがありますが、私が知っている限り
英国を「イギリス」と呼んでいるのは日本だけです。
正式名称は、
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」
ですが、日本以外では
略称の「United Kingdom」や「UK」と呼ばれることが多いです。
なぜ日本だけがイギリスと呼ぶのか?
江戸時代に「エゲレス」と呼ばれた名前が、その後少し変わったものの、そのまま引き継がれて日本ではずっと「イギリス」と呼んでいるようです。
蒸気機関車やフットボール(サッカー)など、英国発祥のものは多いですが、何と言っても影響力で一番大きいのが、世界の共通語になった英語です。
この英語、
英語と米語では呼称の異なる単語もたくさんあって、身近なものを挙げただけでも
英語 米語
トイレ toilet bathroom
ガソリン petrol gasoline
荷物 luggage baggage
ズボン trousers pants
エレベーター Lift Elevator
などがあり、他にもたくさんあります。
極めつけは建物の階数を言う場合です。
英語 米語
一階 ground floor first floor
二階 first floor second floor
三階 second floor third floor
と、同じ単語を使っても意味する階が違うんですから驚きです。
一方、同じ単語でも英語と米語で発音が異なる単語もあって、
米語に慣れている人が英語を聞くと、まったく聞き取れないこともあります。
例えば、空港で出発する飛行機を待っていて、
「”Gate Eight”からまもなく飛行機が出発します。」
というアナウンスが流れる時、
アメリカでは「ゲイトエイト」なんですが、
イギリスでは「ガイトアイト」と、
まったく別のことを言っているように聞こえます。
日常会話でも
「Good day today(今日はいい日ですね~)」は
アメリカでは「グッデイトゥデイ」ですが、
イギリスでは「グッダイトゥダイ」ですから本当に困惑してしまいます。
英語発祥の地「イギリス」
EU離脱で今後何かと話題に上ることが多くなりそうです。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。