沼津港深海水族館・・・深海は、見えないから面白い!

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沼津港深海水族館

前から行ってみたいと思っていた『沼津港深海水族館』

この前の日曜日(6月26日)、3か月に1回くらいの頻度である自治会のハイキングで行ってきました。

このハイキング、年配の人も多いのでハイキングコースと観光コースがあって、いつもはハイキングコースに行くのですが、

今回の行き先が沼津港近くの志下山、近くに『沼津港深海水族館』があるので迷わず観光コースを選択することに。

この『沼津港深海水族館』、西伊豆の玄関口にある「伊豆・三津シーパラダイス」のように、子どもが喜びそうなイルカショーなどの華々しさはありません。

建物も小振りで地味な『沼津港深海水族館』ですが、水族館好きな人にとっては見応え十分な水族館です。


とにかく、今まで見たこともないような海の生き物をたくさん見ることができます。

ここでは、すべての魚をとても紹介しきれませんので、印象に残った魚を2つほど。

最初は、ピンク色が鮮やかな『ホウセキカサゴ』です。
ホウセキカサゴとは?
(深海魚ではありませんが・・・でも深海魚もたくさんいましたよ!)

カサゴは見たことがあるものの、ピンク色???
宝石かさご-1

加えて、表情もどこか抜けている感じの『ホウセキカサゴ』
宝石かさご-2

愛嬌たっぷりです。
宝石かさご-3


次は『ヒゲハギ』です。

子どもの頃よく行った浜名湖で釣ったことがあるカワハギの仲間ですが、

驚くことに体中にトゲのように見えるヒゲがたくさん生えていて、体の色が鮮やかでとてもきれいです。
ヒゲハギ


あと、生きている魚以外で驚いたのが『透明骨格標本』です。
透明骨格標本とは

何種類もの薬品を使って肉の部分を透明にし、固い骨は「赤く」、柔らかい骨は「青く」、染めた標本です。
透明骨格標本-1

この標本を作った人はすごい!
透明骨格標本-2

この方法で、人間も透明標本にできるのだろうか?とつい考えてしまいます。


最後に、駿河湾には直接関係のない「シーラカンス」の展示です。

ホルマリンやアルコールづけにされた「シーラカンス」の標本は世界の各地にあるようですが、冷凍保存した「シーラカンス」を見られるのは沼津深海水族館だけです。
冷凍保存したシーラカンス

展示されている「シーラカンス」を見ても、冷凍保存しているとは思えないほど自然な形での展示で、大きさも1.5mくらいあるので見応えがあります。

水族館好きな人には外せない、お勧めの水族館です。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


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