子ども達の夏休みが終わって増える不登校、『自己否定を否定せず肯定する』ことで光が射す!

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子ども達の夏休みが終わって増える不登校、『自己否定を否定せず肯定する』ことで光が射す!

子ども達の夏休みが終わって早2週間が立ちました。

3年前、私の甥は中学2年の夏休み明けに不登校になり、3年生の終わりまで不登校だったせいか、不登校について関心を持つようになりました。

文科省のデータによると、1990年代に入り不登校の小中学生が倍増し、1990年代の終わり頃からは毎年10万人を超え、2014年には12万3千人になったようです。

特に中学生に不登校が多く、毎年10万人近くいるそうで、一番つらいのは不登校になった中学生本人で、親御さんもさぞかしつらい思いをされていると思います。

先日、新聞で不登校になった子どもの母親の体験談が載っていました。

「学校に行きたくない」と口にした時は、親へのSOSサインであっても、

親は子どもの気持ちを理解しようとする前に、

子どもをとにかく学校に戻そうとしてしまいます。

そうなると、苦しさが理解されない子どもは追い詰められてしまい、

不登校になった自分をダメ人間だと思い込んで、

どうしても自己否定しまいがちになります。

親が子どもを励まそうと、いくらほめても、長所を伝えても、笑顔にしてやれません。

半年たって、母親がはっと気づいたのは、

「子どもを肯定していたつもりでも、
自己否定している子どもを否定していたんだ」

と。

たとえ今、

この子がどんな状態でも否定せず、

ありのまま受け入れよう、

自分を好きと思えない子どもを私が好きでいればいい。


「自分をダメだと感じているんだね。つらいんだね。」

と伝えると、

ほっとしたのか、だんだん元気になっていきました。


学校に行くしか道がないと言われると、自分をすべて否定されます。

幸いにして、

私の甥も不登校の中学生を専門に受け入れている三重県津市の高校に入学し、

今は学校の勉強も楽しいようで、元気はつらつと過ごしています。

強制せずに、いろいろな選択肢を示してやることも大切なんだと思います。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


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