ノーベル賞を受賞した人のマインドに共通している2つのこと!

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ノーベル賞の受賞者が持つ共通したマインド

今年もノーベル賞受賞者が発表される季節になりました。

一昨日は早くも、「大村智博士のノーベル医学生理学賞の受賞が決まった」との喜ばしいニュースがありました。

ニュースで報道されていた大村智博士の話を聞いていると、

「やったことは大体失敗するわけです。でも、何回か繰り返すと『またやろう』と思って、やる気になるんです。まれに、びっくりするくらいうまくいく時があるんですよ。それを味わってしまうと病みつきになるんです。」

「成功の陰には、その何倍もの失敗がある。意味のない失敗はない。成功した人は誰よりも失敗した人です。」

「他人と同じことをやってもダメ。厳しい道を選ぶんです。」

研究の岐路に立った時、軸となっているのは「人の役に立つかどうか」で決める。

など、含蓄のある名言が次から次へと出てきます。


今まで毎年のように、日本人の

ノーベル賞受賞者の名言を聞いていると、共通した研究観というか、人生観が見てとれます。

ひとつは、

●失敗を意味あることと捕らえるマインド

「意味のない失敗はない。成功の陰には、その何倍もの失敗がある。成功した人は誰よりも失敗した人です。」

と言われているように、失敗を失敗のまま終わらせることなく、失敗から学んで前に進む姿勢です。

不屈の発明家エジソンは、電球を発明するまで1万回失敗したと言います。

ある時、記者から

「あなたは電球を発明するまでに1万回失敗したそうですね。」

と問われ、エジソンは次のように答えたそうです。

「1万回失敗したのではなく、電球ができない方法を1万通り発明したんですよ」と。

『失敗に学ぶマインド』を持っていること!

ふたつめは、

●岐路に立った時、拠りどころとするブレない軸

研究の方向性や研究対象の選択肢で迷った時、

進むべき道を選ぶ基準というか、軸としているのが、

「研究者として自分のやりたいことがいっぱいあっても、どれが世の中のためになるか?人のためになるか?」

を軸に選ぶようにしている。

『ブレない軸』を持っていること!

このふたつのマインドは、

凡人が新たなことに取り組む時にも通用する「マインド」だと思います。

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