「いわし」が豊漁のせいか、「サーディン(Sardine)」が市民権を得つつある!

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ご覧いただきありがとうございます。

オイルサーディン
今年は「さんま」が不漁で、「いわし」が豊漁だとか。

そのせいか、テレビでは「簡単にできるいわし料理」のレシピを紹介している番組をときどき見かけます。

その時、頻繁に出てくるのが「オイルサーディン」。


少し前までは、「いわし」のことを「サーディン」なんて言わなかったのに、

いつの間にか「サーディン」という言葉が、カタカナ英語として市民権を得てきた感じがします。


今日は、この「サーディン」がカタカナ英語として定着する前に、「sardine」にまつわることを書きたいと思います。


まず、発音ですが

テレビではキャスターが「sardine」の第一音節”a”にアクセントをつけて発音していますが、

本当は「sardine」の第二音節の母音”i”にアクセントがあります。

カタカナで書くと「サーディーン」と言った方が英語の発音に近くなります。


この「sardine」、意外と思われるかもしれませんが、

動詞で「すし詰めにする」という意味もあり、

「sardine」はとかく、ぎゅうぎゅう詰めの様子など窮屈なイメージを抱かせる言葉です。


英語では、

“tight as a can of sardines”

“tight as sardines in a can”

のように、

「いわしの缶詰のようにぎゅうぎゅう詰め」

と表現されて使われます。


日常の会話で「いわし」が話題に上り、

「サーディン」という言葉が出てきたら、

そう言えば、こんな意味もあるんだと思い出してください。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


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この記事へのコメント
Sardineには
そんな意味があったのですか。
しらなかったぁ

こんどどっかで知ったかぶりしてみよう

役に立つ情報をいつもありがとうございます。


さすが中村さんですね。
Posted by 五十八五十八 at 2017年08月26日 23:13
五十八さん
"Sardine"は厳密にはカタクチイワシを指すようですが、機会があったら是非知ったかぶりしてみてください。
それにしても、いつの間にか日本語化していくカタカナ英語が最近多いと感じます。
Posted by 味な英語屋味な英語屋 at 2017年08月27日 19:50