「胃がん」を振り返って-23(術後半年たっても声枯れするのはなぜ?)

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ご覧いただきありがとうございます。

胃がん術後の声枯れの原因は?

早いもので、今年2月初めに受けた胃がんの手術から7か月

体調はすこぶるいいのですが、消化器官の術後は食事やトイレなど何かと大変です。

今までブログで書いたことはありませんでしたが、

ここ半年、消化器とは直接関係のない「声枯れ」がずっと気になっていました。

手術直後の声枯れは、手術中に施された気管挿管(人工呼吸できるようにするため)の影響ですが、

その後、退院して1か月くらいは声枯れしていなかったと記憶しています。

ところが、4月くらいから頻繁に声枯れするようになりました。

先日、月1回の診察の時に

「気になっていることはありませんか?」

と主治医に聞かれたので、

「手術前は声枯れするようなことはなかったのですが、4月頃から声が頻繁に枯れて心配なのですが・・・」

と答えたら、

「心配なら院内の耳鼻咽喉科で診てもらいましょう」

ということで、

別の日に耳鼻咽喉科で診てもらうことになりました。

耳鼻咽喉科で使われる細い内視鏡を鼻腔から入れられて、

先生が声帯を見ながら

「え~と声を出して、頬をふくらまして」

など、いろいろ指示しながら、その時に声帯がどのように動くのかを見ます。

「声帯はちゃんと動いていて、見た限り咽頭癌の心配もありません。

声帯の筋肉が細くなっているので、それが原因でしょう。

胃がんの手術で体重が大きく減った影響で声帯の筋肉が細くなったと思われるので、栄養をきちんと摂ってお腹から声を出すことを心掛けてください。」

と言われました。

(退院直後は体重減少がまだ顕著ではなかったものの、4月中頃に体重減少が底をうちました。

振り返ってみると、体重が大きく減り始めた頃と声枯れがリンクしていました。)

ずっと気になっていた声枯れですが、これで少しは安堵できました。

声枯れがよくなればと、これからは車の運転中に

お腹から大きな声を出す練習をしてみようと思っています。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


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