「胃がん」を振り返って-24(私の胃がん、今思えば前兆があった。検診の大切さを再認識!)

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ご覧いただきありがとうございます。

胃を元気に

ちょうど1年前の人間ドックで引っかかった胃の精密検査

自覚症状があったとはいえ、人間ドックがきっかけで見つかった胃がんだったのですが、

今思えば、胃がんの前兆は数年前からあったように思います。


その前に「がん」の種類についておさらいしてみると、がんは大きく次の3つに分類され

・上皮がん・・・上皮にできるがん

・肉腫・・・肉の部分や骨にできるがん

・血液のがん・・・白血病や悪性リンパ腫

圧倒的に多いのは上皮にできる上皮がんで、狭義の意味ではこれが「癌」です。

上皮とは体を覆っている表面の組織のことで、口や肛門から辿り着ける部分は全て上皮で、食道、胃、肺、小腸、大腸なども全て上皮です。


上皮がんの癌細胞ができるまでの流れは

1.上皮に傷が付く

2.傷口を修復する

3.修復できない傷口が盛り上がる

4.盛り上がった傷口がガン化する

となっていて、上皮に傷が付いたり、炎症を起こしたりすることがきっかけでガン化していきます。

胃がんの場合であれば、胃炎など胃に炎症を起こしていると、がんになりやすいわけです。


自分の場合は、毎年の人間ドックで

・2008年に胃潰瘍が見つかり、ピロリ菌を除菌。

・2009年~2012年は異常なし

・2013年、2014年に胃炎と診断される

・2015年は慢性胃炎と診断される

・2016年に要精密検査となり胃がんが見つかる


この経緯を見ると、私の場合

胃がんのガン細胞は2013年~2014年頃からできつつあったのだと思っています。

健康診断や人間ドックで胃炎や胃潰瘍などの炎症が見つかった時は、

自覚症状がなくても胃カメラで詳しく診てもらうことを是非お勧めします。

がんの早期発見には、定期的な検診が有効なことを今さらながら再認識しています。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。


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