砂 "sand"が入っているわけでもないのに、サンドイッチ?

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コンビニに行くと、さまざまなサンドイッチが棚に並んでいます。

砂 sandが入っているわけでもないのに、サンドイッチ?

外回りの営業マンや接客業の方の中には、お昼ごはんの時間を取れない方も多いので、手軽に食べられるおにぎりやサンドイッチを重宝している方が多いと思います。


このサンドイッチ “sandwich”、食べ物なのになぜ”sand(砂)”という言葉が入っているのか前から不思議に思っていました。

では“wich”はどうなのか?調べてみても、単独では特別な意味はないようです。


大きな英英辞典で調べてみると、実は人の名前から由来していることが分かりました。

18世紀の英国の外交家、第4代サンドウィッチ伯爵が、トランプ賭博に夢中になり途中でやめたくないので、少なめの牛肉を二枚の焼いたパンにはさんだものをよく食べていてロンドンで流行したことが、”sandwich”の由来らしいです。

(ちなみに、トランプ”trump”は「切り札」の意で、日本で言うトランプは”cards”と言います)

といって、このサンドイッチ、18世紀以前にはなかったのか?

やはり、それ以前から存在していたようで、単に"bread and meat"とか "bread and cheese"などと呼ばれていたようです。


サンドイッチが流行したことから、いつの間にか”sandwich”は「差し込む、はさむ、詰め込む」といった、れっきとした動詞としても使われるようになりました。

それにしても、サンドイッチが賭博のお供だったことで、それを食べていた人の名前とは驚きでした。

不思議だと思った言葉を調べると、いろいろな発見があるものです。


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この記事へのコメント
おはようございます♪

サンドウィッチ伯爵がいたなんて…
おもしろい~(^^)

不思議なことやわからないことを
すぐに調べるクセをつけると
いいですよね!

いつもありがとうございます♪
Posted by 村上 育代 at 2014年10月25日 07:30
村上さん、おはようございます。
なぜ?と思ったことを調べるのって、ビジネスでも遊びでも重要ですよね。
いつまでも好奇心を持って、生きていきたいと思います。
コメントどうもありがとうございました。
Posted by 味な英語屋味な英語屋 at 2014年10月25日 10:19