車の「ハンドル」、日本人の脳の髄までしみついた和製英語

カテゴリー │■ 英語のこと和製英語■ 雑感・雑学・戯言

ご覧いただきありがとうございます。


車に乗ると、運転席の正面にはハンドル、スピードメーター、タコメーター、走行距離計や燃料計がついている。

そして、その横にはオーディオ機器などがある。

車の「ハンドル」、日本人の脳の髄までしみついた和製英語

よくみると、これらの機器の表示は、みごとなまでにすべて英語で書かれている。それもまともな英語表示だ。

覚えている限り、何十年も前からすべて英語で書かれていたと思う。

なぜなのかは、いまだ持って分からないが、車は輸出品なので車に組み込む機器は最初から世界共通仕様として、すべて英語にしたのだろうと勝手に思っている。

では、車本体部分の名前はどうだろうか?

これらもほとんど英語で、ドア、ダッシュボード、タイヤ、シートベルト、バンパーなど、英米で使っているそのままの英語が多い。

しかし、フロントガラス、ハンドル、バックミラーだけは、日本人の脳の髄までしみついている和製英語だ。

アメリカ人に、「車のハンドルってなんですか?」と聞けば、十中八九は「ドアの取っ手」と言うだろう。

車のハンドルは“steering wheel”で、

”steer”は「舵を切る、操縦する」、”wheel”は「車輪」なので、

確かにハンドルは”steering wheel”だと納得してしまう。

それにしても、自転車のハンドルは”handlebar”というからややこしい。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

同じカテゴリー(■ 英語のこと)の記事
今日は”Monday Blue”
今日は”Monday Blue”(2016-10-17 11:56)