2016年11月16日06:32
ビジネスでは『差別化』が重要と言われるけれど、本当にそうだろうか?
カテゴリー │■ 小規模・個人事業者さんを元気に
ご覧いただきありがとうございます。

先週初めまで行われていたアメリカ大統領の選挙戦では、
トランプ氏が数々の『差別化』発言や女性蔑視の発言をしていました。
それも、大統領候補がです。
多民族国家のアメリカでは、30年以上前から一般国民の間でも『差別化(differentiation, discrimination)』という言葉をむやみに使わないようにと教育されているのに、
大統領候補のこの発言、どうみても常軌を逸した発言としか思えません。
この『差別化』という言葉、
日本語で聞いてもどこか違和感を覚えてしまいますが、
なのに、
ビジネスでは『差別化』を考えることが重要だ、『差別化』しろ!
とよく言われます。
「他と違うところ」や「強み」って確かに重要かもしれませんが、それを先に考えると、どうしても提供者の目線になりがちです。
それよりも、お客さまの気持ちを推し量り、具体的な悩みやニーズをきちんと理解することの方がはるかに重要です。
と言うのも、
お客さまの悩みやニーズを理解していなければ、お客さまに何を伝えればいいのかさえ分かりません。
「お客さまの悩みやニーズを理解していない」ということは、
「お客さまに何を伝えればよいか分かっていない」ことと同じ
です。
『差別化』を一生懸命考えるよりも、
お客さまの悩みやニーズに応える商品やサービスを地道に提供していくことで、
結果的に
「他と違うところ」や「強み」
が分かってくるのだと思います。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

先週初めまで行われていたアメリカ大統領の選挙戦では、
トランプ氏が数々の『差別化』発言や女性蔑視の発言をしていました。
それも、大統領候補がです。
多民族国家のアメリカでは、30年以上前から一般国民の間でも『差別化(differentiation, discrimination)』という言葉をむやみに使わないようにと教育されているのに、
大統領候補のこの発言、どうみても常軌を逸した発言としか思えません。
この『差別化』という言葉、
日本語で聞いてもどこか違和感を覚えてしまいますが、
なのに、
ビジネスでは『差別化』を考えることが重要だ、『差別化』しろ!
とよく言われます。
「他と違うところ」や「強み」って確かに重要かもしれませんが、それを先に考えると、どうしても提供者の目線になりがちです。
それよりも、お客さまの気持ちを推し量り、具体的な悩みやニーズをきちんと理解することの方がはるかに重要です。
と言うのも、
お客さまの悩みやニーズを理解していなければ、お客さまに何を伝えればいいのかさえ分かりません。
「お客さまの悩みやニーズを理解していない」ということは、
「お客さまに何を伝えればよいか分かっていない」ことと同じ
です。
『差別化』を一生懸命考えるよりも、
お客さまの悩みやニーズに応える商品やサービスを地道に提供していくことで、
結果的に
「他と違うところ」や「強み」
が分かってくるのだと思います。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました。