熱中症にかかりかけた高齢の父に飲ませたポカリスウェットは効果絶大!

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高齢者の熱中症

高齢の両親、といってもまだ父84歳、母82歳だが、母が要介護3で父が要支援1なので、世話が大変なのは相変わらずです。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)ステージⅡで認知症に片足を一歩踏み入れる手前の父親が、昨日の午後また熱中症にかかりかけました。

ここ最近、秋雨や台風18号の影響で雨が続き比較的涼しい日が続いていましたが、台風が通り過ぎた直後に戻った暑さにやられたようです。

鼻水や咳が出るといった風邪の症状はなく、めまいや立ちくらみもないのに、とにかくだるくて横になってしまう状態で、本人からの電話で駆けつけてみると、7月末にかかりかけた熱中症の時と同じ症状でした。

体温調節機能が低下している高齢者は、気温や湿度の高い環境にいることで体温を調節する機能が狂ったり、体内の水分や塩分のバランスが崩れやすいようです。

今回は、幸いに発熱には至りませんでしたが、前回と同じようにポカリスウェットを大きめのコップで立て続けに2杯飲ませて様子を見ることにしました。

前回かかりかけた時と同じように、少し経ったら体の調子がだいぶ戻ってきたようで、今までの状態がウソだったかのようにけろりとしてきました。

熱中症の予防にいいと言われるスポーツドリンクですが、

「飲む点滴」とも言われるほど人間の体液に近いポカリスエットは、熱中症の予防だけではなく、

かかりかけの時に飲ませると効果絶大であることを再び実感することになりました。


ポカリスウェットには、塩分だけではなくブドウ糖も入っていることが、かかりかけの熱中症から脱するのに一役買っているように思います。

ですが、完全に発症した後の病的脱水状態でスポーツドリンクを飲むと低ナトリウム血症(体内のナトリウム量に比べて水分量が過剰に増えた状態)になる危険があるようなので、

発症後は、より適度に塩分を含んだ経口補水液が適しているそうです。


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